お客様の設備では、経年劣化による絶縁不良（パンク）の報告が多数上がっている特定メーカー製の高圧ケーブルが使用されていました。設備の安全を管理されている主任技術者様より、突発的な停電事故や波及事故を未然に防ぎたいとの強いご要望があり、予防保全として取替工事をご依頼いただきました。まず、地中の既設管路内にある古いケーブルを慎重に撤去し、信頼性の高い新しい高圧ケーブルを丁寧に入線しました。ケーブルの接続完了後には、規定の電圧を印加する厳格な耐圧試験を実施し、施工品質とケーブルの絶縁性能に問題がないことを徹底的に確認いたしました。取替工事の完了後、長期間にわたり不具合は一切発生しておりません。計画的な更新により、電力供給の安定化と予期せぬ停電リスクの解消に大きく貢献でき、お客様にも大変ご安心いただいております。